京ことについて
会社概要
- 社名
- 京こと株式会社
- 代表
- 籏 邦充
- 設立
- 2019年9月11日
- 資本金
- 5,000,000円
- 所在地
- 本社
〒616-8283 京都市右京区梅ケ畑奥殿町52 工場
〒601-0143 京都市北区大森中町95 - 電話
- 業務内容
- 業務内容
京ことのこと
2015年、24年間勤めた中村外二工務店を退職後、京こと株式会社を設立。
「当たり前のことを当たり前に」という、一見ごく当然のことを一つひとつ丁寧に確実に、一寸たりとも手を抜かず、材料そのものの魅力を最大限に活かす。
そういった当たり前の繰り返しが一つの数奇屋建築を完成させるのだと確信しています。
お客様との会話や空気感を大切にし、伝統とモダンの融合や、スパイスになるひと工夫を入れるなど、伝統的な数奇屋建築に「京こと」らしい+αの提案をさせていただきます。
山のこと
― 絶えず京都の山を見て仕事をする。
これは、わたしたちの信念として掲げている言葉です。
山はひとの生活と切り離すことができないものであり、なくてはならない存在です。
また、山には数奇屋建築にとって欠かせない存在である木があり、なかでも京都に基盤を置くわたしたちにとって、北山杉はとても身近な存在と言えるでしょう。
日本の伝統技術である数奇屋建築には日本の良質な銘木が不可欠で、わたしたちは建築を通して木を使っていくことが、衰退しつつある日本の林業を小さくとも動かすことに繋がり、山の未来、ひとの未来、そして数奇屋の未来に繋がっていくと考えています。
数奇屋のこと
「数奇屋」と聞くと、「茶室」という言葉が一番に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。数奇屋…?と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
数奇屋の始まりは安土桃山時代、母屋とは別に建てられた小規模な茶室のことを指しました。数奇屋は「好みに任せて作った家」という意味を持ちます。
当時は書院造が中心とされていましたが、格式ばった意匠や虚飾を嫌った茶人たちが好み、余計なものを削ぎ落とし、質素で自然と調和した数奇屋造りが茶室に反映されるようになったのです。
江戸時代以降は茶室以外にも住宅や料亭へと幅は広がり、今日では多くの建築に取り入れられるようになっています。